数か月にわたる計画、話し合い、そして準備を経て、私たちがずっと目指していたことが、ついに2026年9月1日に現実となりました。日本語教室が正式にスタートしたのです。
ケニアの人々に日本語学習の機会を提供したいというアイデアから始まったこの取り組みは、少しずつ発展し、現在では学生たちが週4日集まり、日本語を基礎から学ぶ定期的なクラスとなりました。
対面授業は、ナイロビ・ウェストランズにあるGochi日本食レストランで行われています。日本の食や文化に囲まれた環境の中で日本語を学べる、まさに理想的な場所です。また、授業はオンラインでも実施しており、対面で参加できない学生も遠隔から受講できるようになっています。
初日は、期待と緊張が入り混じった雰囲気でした。学生たちにとって日本語を学ぶのは初めての経験であり、そして先生にとってもそれ以上に新しい経験でした(笑)。
最初の数週間で、学生たちはひらがなとカタカナの学習を始め、少しずつその音や文字に慣れていきました。最初は見慣れない記号の集まりのように見えていたものが、次第に読めて認識できる言葉へと変わり始めています。
授業は、単に語彙や文法を学ぶだけのものではありません。言語は、異なる文化を知るための窓でもあります。日本語を通して、学生たちは新しいコミュニケーションの方法や、英語には直接対応する表現のない言い回し、そして日本の日常生活や文化のさまざまな側面に触れています。
私にとっても、これまでの準備を経てついに授業が始まったことは、とても感慨深い出来事です。新しいことを始める際には常に課題が伴いますが、言語を教えることも例外ではありません。それでも、学生たちが継続して授業に参加し、質問をし、学んだことを練習し続けている姿を見ると、とても励まされます。
私たちの目標は、単にいくつかの日本語表現を教えることではありません。学生たちが着実に語学力を身につけ、日本語で自信を持ってコミュニケーションできるようになることを目指しています。そして学習が進むにつれて、日本語が日本や日本文化へのさらなる関心を広げ、ケニアと日本をつなぐことで生まれるさまざまな機会への扉を開くきっかけになればと願っています。
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